シリタカだいありぃ

気になること知りたいことをもう少し。

お盆の草履の意味や置く場所など地域による風習の違いついて

数日前に、よく行くスーパーの鮮魚コーナーをのぞいていたら、

ほかのお刺身と一緒で、プラスチックのトレーにラップをされた

見慣れぬ色の物体が…!?

よく見ると、草履が一足。

片足の大きさは、コンビニで売っている「おにぎり」ぐらい。

周りにはお盆の道具などが置いてあったので、

お盆用として売っていました。

ちょっと気になったので、調べてみました^^


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◎お盆に草履を置く地域は?異なる風習

お盆に草履を置く風習は、

日本各地で異なる地域の間に存在するみたいです。

また地域によって、意味も少し違うようです。


・関東地方(東京都、神奈川県など)

この地域では、お盆には祖先の霊が戻ってくると考えられており、

霊が帰る道とされる玄関先に、草履や歩き台を一組ずつ用意します。

草履や歩き台は、霊が疲れないようにするために準備され、

また、霊が外に出ないようにするためにも使われます。


近畿地方大阪府京都府など)

こちらの地域では、お盆の庭に「送り草履」と呼ばれる

特別な草履を置く風習があります。

これは、お墓に戻る霊を送り届けるという意味が込められており、

一般的な草履とは異なった装飾や形をしているそうです。


・九州地方(福岡県、長崎県など)

こちらではお盆の期間中、家族の霊が帰ってくると考えられており、

玄関先に草履を用意します。

また、夜には玄関先に明かりをともして霊を迎え入れます。

 

各地域での風習は、地域の歴史や信仰、文化によって、

それぞれ独自の意味や由来が異なるようです。


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◎お盆の草履はどこに置くのか?

お盆の草履の置き方には、

地域によっても、さまざまな風習があるようです。


・門の入り口に置く
多くの地域では、お盆の期間中に、

門の入り口付近に、草履を置くのが一般的です。

これは、先祖の霊が帰ってくると考えられており、

門をくぐる際に履くことができるようにしています。

 

草履は、普段使われるものではなく、

特別な草履を用意して、門の前に飾ることが一般的です。


・家の中に置く
一部の地域では、

草履を玄関や座敷に置く方法が行われています。

これは、先祖の霊が家に帰ってくると考えられているため、

家の中の目立つ場所に置くことで、

迎えるという意味合いがあるようです。

 

草履のデザインや色には、

地域ごとの特徴や好みが反映されていることもあります。


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・墓地へ持って行く
一部の地域では、

草履を墓地に持って行く方法が行われています。

墓参りの際に草履を供えることで、

先祖の霊を迎えるという意味合いがあります。

この場合、特別な草履を用意することもあります。


また、地域によっては、

お盆の間、草履を履かない習慣もあるようで、

霊的なものを身につけることで、

災いを招く可能性があるという考えから、

草履を外して素足で過ごす風習もあるとのこと。

 

◎まとめ、

お盆の草履について調べてみました。

あくまで一例ですが、

地域によっていろいろと違うんですねぇ^^;


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